「三つ子の魂百まで」

カテゴリー │書籍・雑誌

 うーむ、更新が10日近くも止まってしまった。
 これまでサボっていたことはあったが、こんなにも間が空いたことはなかった。

 一応、本や映画はいくつも読んで(観て)いますが、ツイッターの楽さに慣れてしまうとどうにもいけません。
 ただ、理由はそれだけではありません。
 現在、体が不調なのです。
 どこか病気だというわけではありません。ちょっとした「うつ」状態とでもいいましょうか。精神科医の診断を受けたわけではないのですが、どうにも調子がよくありません。
 急な暑さも関係したのでしょうが、正直、ブログにまとまった文章を書ける状態ではないのです。

 書けない、というわけではありません。与太話や床屋政談などならばいくらでも書けます。
 でも、問題は、その内容です。
 とてもじゃないが、私の名前で出せるものではないのです。

 なに言ってるかわからない人に向かって、いま私がブログに何か書くとどうなるか、実例をお見せしましょう。
 題材は、少し前に読んだ、林壮一『体験ルポ アメリカ問題児再生教育』(光文社新書)です。


 

静岡茶は危険だ、と思っている連中に

カテゴリー │社会

 「仏で静岡産茶葉から規制値超す放射性セシウム」(「YOMIURI ON LINE」6月18日)

 という記事を昨日知って、心底震えあがりました。
 数日前に、静岡のある地区で採取されたお茶から基準値を超える放射性物質が検出されたニュースがありました。
 地元ニュースでも大きく取り上げられましたが、新聞には贈答用に茶葉を用いるのを控える業者の話が載っていました。ツイッター情報なので未確認ですが、地元スーパーでは静岡の新茶が投げ売りされていたそうです。倒産・廃業する業者も出てくるとの業界関係者のコメントも載っていました。
 その後、連日のごとく、地元新聞には安全だとの科学的な検査結果が載っています。どこどこ地域での二番茶は基準値以下だとか、別の地区でも問題のない値だとか、とにかく、地元民としては少しでも安全材料を知って、静岡産の新茶の安全性と高いブランド価値を守らなければと切実に願っています。

 さて、冒頭のニュースです。
 今日の「静岡新聞」朝刊には、たった5段で第二社会面扱いでした(クリックすると拡大します)。
 「中日新聞」静岡版では社会面でやや大きく、それでもジュビロ磐田が負けたニュースよりも小さく扱っていました。
 静岡のメディアの悪いところが出ました。
 地元有力者に都合の悪いことは極力小さく扱う、しかもそれが県政がらみだと黙殺に近いという、かつて何度も何度も目にした光景です。
 本県の主要農作物の危機です。一面トップで扱ってもおかしくない事柄です。社説でも提言するべきです。
 この、知事や県庁、県内大企業に対する腰の引けた対応をしている限り、新聞メディアの復権は難しい、と断言します。

 もうひとつ、大事な話です。
 私がこのニュースを知ったのは、ツイッターの下記の書き込みでした。

 「静岡県知事、何の根拠もなく静岡茶の安全宣言をするのは勝手だけど、輸出したフランスの税関で1000ベクレルを超えるセシウムが検出されて162kgもの静岡茶が廃棄処分。こんなことしてたら他の日本産の食品も各国から敬遠されると思うんだけど。」

 インターネットは基本的に、誰が何を書いてもかまわないと考えています。ただし、ネットに限らず、書いたことの責任は取らなくてはなりません。
 昨日の昼の時点で、すでに多くの人にリツイートされていました。今ではもっと多いでしょう。
 頭の冷却装置が壊れている私は、この書き込みを読んで、筆者を絞め殺したくなる衝動に駆られました。
 他の原発による風評被害で苦しんでいる農家などと同じく、静岡の茶農家や製茶業者、小売業者は、廃業や失業も頭をよぎっています。私の仕事は茶葉の生産・流通には関係ありませんが、それでもお茶は静岡県の誇りです。他県の友人に胸を張って毎年新茶を贈っています。
 科学的知識があまりありませんが、現在、静岡県内の大半では放射性物質の値は基準以下です。
 県の発表の遅れは批判されましたが、データを隠蔽したり捏造したりということは報道を見る限り、ありません。文中の「何の根拠もなく」は間違いなく筆者の誤りです。
 また、静岡茶から高い放射性物質が検出されたことと、日本産食品が世界中から敬遠されることを結び付けて書いていますが、日本産農作物が受け入れられなくなる責任が静岡県にあるとの錯誤を招きます。

 この筆者は、どうやらインターネット社会では影響力のある人のようです。事実は事実なのだから仕方がありません。でも、それによる影響について、この筆者はどのような責任を感じているのでしょう。静岡茶が危険であるとの誤解を広め、それが一因となって製茶業界の人が職を失い首を吊ることになっても、筆者はそれでも静岡茶の危険を説くのでしょうか。
 そして、おそらく善意でリツイートした100人を超える人たちは、自分のフォロワーに広めた本件ついて、どう責任を取るつもりなのでしょうか。

 昨日の第一報から一夜明け、こんなふざけた「まとめサイト」ができています。

 「痛いニュース(ノ∀`) :静岡知事 「飲用茶にすれば問題ない」 仏での放射性物質検出受け」

 何度も言いますが、私は科学的知識が皆無です。ですから静岡県知事が話していることが本当かどうかはわかりません。
 ただ、新聞で知ったことですが、「茶葉」「荒茶」「製茶」「飲料茶」では、検出される放射能の数値はまったく異なるということは科学的事実です。
 また、私も静岡県民ですので、ある程度の製茶の知識は知っています。サイトに並ぶ汚らしい言葉にいちいち反論するつもりはありませんが、ちょっとお茶の本を読んでもらえればかなりのところ間違っていることはわかります。
 こいつらを相手にするつもりはありません。ただひとつ言わせてもらえれば、私をはじめ多くの静岡県民は、「高いセシウムに汚染された」今年の新茶を淹れて、毎日、毎食後に飲んでいます。
 私の身体には今のところ何の異常もありません。検査しろと言われればいくらでも検査します。その結果、内部被ばくをしていたら、そのときはいくらでも静岡茶や静岡県民を非難してください。
 誰でもいいですから、ガイザーカウンターを持ってウチまで来てください。連絡待っています(その勇気があればですが)。

 県もマスコミも、変に隠したり矮小したりする報道は、かえって疑心暗鬼になります。情報は速やかに出すべきです。
 それと同時に、冷静な情報収集を心がけ、ネット上の流言に惑わされることは厳に慎むべきです。
 ネットの「ネタ」にするなんて、もってのほかです。いま、この瞬間にも、廃業するか首くくるかと悩んでいる業者もいるかもしれません。
 それをわれわれ日本人は、たった3カ月前、あの大震災のときに学んだばかりではなかったのですか?


 

川勝知事を使いこなせ!

カテゴリー │静岡の話題

 「藁科の一番茶、5工場でも規制値超 県が出荷自粛と回収を要請」(「中日新聞」静岡版6月15日付)

 との一連のニュースが静岡県内を揺るがしています。

 声を大にして言います。

 静岡のお茶は大丈夫です!

 ……と、私が声を大にしても文字を大にしてもあまり効果はないんですよね。
 やはり「発信力」が強い人にお願いしたいものです。

 静岡にゆかりの芸能人などに広報マンをお願いしてもいいんですが、お金などの面でなかなか難しかったりします。
 そこで、私が推薦したい人は、ズバリ、静岡県の川勝平太知事です。




 

声の話・その2

カテゴリー │いろいろ

 「第三文明」という雑誌を初めて手に取りました。創価学会の系列の出版社が出している雑誌で、新聞に毎月広告が載っているので名前だけは知っていました。
 同じ学会系の「潮」が大きい書店ではよく置いてあるのに比べて、こちらはあまり書店にありません。何店も回って店員さんに聞いても、レジのパソコンを見てはうなってばかりで、待たされた挙句に「うちでは在庫はないようです」と。書店員の質の低下がよく言われますが、新聞広告によく出ている雑誌名くらいは知っててくれよと呆れました。
 結局、アマゾンで買いましたが、普通の雑誌をネット通販で取り寄せるとは思っていませんでした。

 今月号(7月号)にはこのような豪華な論客が名を連ねています。「潮」に比べて一般読者でもわかりやすいレベルに作られており、使いようによっては専門書のガイドとしても役に立つかもしれません。
 どうしてこの雑誌を通販で買ってまで読みたかったかというと、「痙攣(けいれん)性発声障害」の特集があったからです。

 以前もこのブログで取り上げたことがある話題です(2010年4月16日の記事「不治の病」を参照)。
 いきなり声が出なくなったり、出ても締め付けられるような声になったりする病気です。私の場合は医師に相談すると、心因性ではないかと言われ、そのうちよくなると言われました。要するに、放っとかれたわけです。
 私と同じように、専門家にすら理解されないといった経験をした人は多いようです。医学に詳しくない一般の周囲の人に冷たい対応をされたという人はもっといるそうです。
 記事には、劇団の主宰者で俳優・DJ・ナレーターの患者と、「患者会」の代表のインタビューが載っています。

 女優さんは、やはり私と同じように、心の問題ではないかと言われたそうです。周囲からは「声は出るんだからなんとかなるじゃん」「甘えてるだけだ」「同情をひこうとした売名行為だ」などと、心ない言葉を掛けられ、医師からは「精神的に弱いだけではないか」とも言われたそうです。
 アナウンサーや俳優など声の仕事に就く人にとっては、非常に辛いものです。例えて言うと、大工さんがノミやカンナの切れ味が原因不明で鈍ったのを「怠けているからそうなったんだ」と言われるようなものです。美容師さんだとハサミ、画家だったら画筆が使えないなど、それぞれの職業で、商売道具が使えなくなったことを考えてみてもらえると深刻さが理解できると思います。
 その女優さんは、薬物を声帯に注射する治療をしていたそうです。手術か注射程度しか対処療法しかなく、いずれも保険の適用外だそうです。

 患者会の代表の方はもう少し詳しく説明しています。彼女いわく、
 「本来であれば普通にしゃべれるところ、脳の神経がいたずらをしてギュッと声帯を痙攣させたり詰まらせてしまうのです」
 他の発声障害は訓練などで治る可能性がありますが、痙攣性発声障害は完治の方法が見つかっていないとのことです。
 脳梗塞などの後遺症による失語症や、美智子皇后が一時期なった心因性の言語障害などと異なり、声や喉そのものに深刻な影響がないために、逆に理解されにくい面があります。代表の方も、「声は出るじゃないか」「病気と言っても死なないだろう」などと言われたそうです。
 耳鼻咽喉科の医師ですら病名を知らないため、精神安定剤を服用させられたり、お祓いをされたり、先生(学校のか病院のかは不明)に「あいさつもできないのか」と叱られたりとの例もあるそうです。
 公明党の市議を紹介され(わざわざ「公明党」とか「宮本ひろし議員」と市議の名前まで書いてあるところが「第三文明」らしいがそこはご愛敬)、それがきっかけでネットワークができたそうです。

 ふたりが声をそろえて訴えているのは、まずは病名を知ってほしい、そういう病気があることをわかってほしい、ということです。
 私のブログで紹介した新聞記事でも、別の会の人が同じことを言っています。
 これは、非常にわかります。
 傍目にもわかる病気や障害だったら、まだ気遣ってもらえます。でも、見た目も体の他の部分もまったく普通なのですから。声の一部がちょっとだけ違うだけなのですから。
 同じことを書くことになりますが、やっぱり、そういう人がいて、そういう病気があることをまず知ってほしい、ということです。
 声を使う仕事は何もアナウンサーやナレーターや俳優・声優だけではありません。接客係も営業マンも電話オペレーターもそうです。
 変わったところでは、暴力団組員だってそうです。ドスの利いた声が出せないと、商売はやりにくいでしょう。風俗嬢やAV女優だって、声によってまるっきり違ってくる・・・、なに言ってるんだ私は?

 まあ、普通の人だって、そういう病気になることがありますし、もしあなたがちょっとしゃべり方がおかしいという人と仕事などで関わるときに、この人おかしいんじゃないかとか思わずに、「ああ、もしかして、あのブログや雑誌の記事で読んだ病気なのかな」と少し思ってもらえるとありがたいです。
 そういう配慮ひとつで患者の心理的負担はかなり減るのです。


 ★「第三文明」2011年7月号
 雑誌のアフェリエイトができるようになったんですね。カスタマーレビューが2つもついてる。

 「★S.D.C.P~発声障害患者会★」ホームページ http://sdcp.bumi2.com/


 

声の話・その1

カテゴリー │いろいろ

 「アメンボ赤いな、あ・い・う・え・おー」

 他の所でちょっと書きましたが、仕事の前に発声練習をやっています。
 この歳になると体の筋力の衰えを意識せざるを得ず、同年代の友人たちも、ウォーキングなどで体力不足を補っています。
 私が仕事で使用する「声」も同様で、舌や顎を支える筋肉も徐々に衰えてきます。あまり詳しくないのですが、声帯も筋肉が影響しているらしいです。
 そこを整える、いわば発声器官の「筋トレ」です。

 冒頭の「アメンボ赤いな~」は、北原白秋の「五十音」という詩で、アナウンサーや俳優の滑舌トレーニングによく用いられます。
 私はアナウンサーや俳優志望ではなかったのですが、なぜかしゃしゃり出て練習をしていました。今頃になって役に立つなんて、人生無駄なことは何ひとつないと感慨にふけっています。
 役者などプロの芸能人でなくとも声を日常的に使う仕事はたくさんあります。そういった職業に就く人には役に立ちます。
 下に検索結果をリンクしておきますので、プリントアウトしたりスマホで閲覧するなどしてご使用ください。
 http://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%82%E3%82%81%E3%82%93%E3%81%BC%E3%80%80%E8%B5%A4%E3%81%84%E3%81%AA%E3%80%80%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%88%E3%81%8A&hl=ja&biw=1259&bih=672&sa=2

 さて、声にまつわる面白い特集記事を見つけました。「日経流通新聞」6月8日付です。
 今日(6月9日)までですが、東京で「モテ声カフェ」なるお店ができているそうです。プロの声優が、来店客に甘い声でささやく趣向だそうです。テレビでも紹介されたらしいのでご存じの方もいるでしょう。
 「オマエのがんばりはオレが一番わかっているよ」
 「明日も笑顔でがんばってください」
 そんなセリフを耳元で聞かされたストレスフルな客(記事では客室乗務員)が満足していく様子が記されています。
 ここではプロのボイストレーナーが一般の客に無料でレッスンをするそうです。サイトや記事によれば、好評で定員がすぐに埋まってしまうそうです。10代から50代までの男女が参加するとのことですから、オタク層御用達というわけではなさそうです。
 トレーナーが記事で、「自分の声に悩んでいる人は結構多いです」とありましたから、潜在的需要は多いのでしょう。

 仕掛け人は、ネットプロデューサーと東京工芸大学助教による「声総研」というグループです。
 「コミュニケーションに大切な声が意外にないがしろにされている」とは、プロデューサーの記事中のコメントです。確かにその通りです。
 阪神大震災のときに、通常番組が全部飛ばされ災害報道一色になったとき、避難所で、いつもの時間帯にラジオを聞くと、なじみのアナウンサーが出演していてホッとしたとの被災者からの声を聞いたことがあります。今回の東日本大震災でも、同じ経験をした人も多いことと思います。

 記事には、他にも声優養成コースを作った某4年制大学(あえて名前は出さないが、本気で声優を目指している人はそこには絶対行かないほうがいいぞ)とか、大手芸能事務所が本格的に声優オーディションに乗り出すことなどが載っています。玩具メーカーやケータイキャリアが声を利用したサービスを提供することもありました。

 で、「モテ声カフェ」に門前市をなし、前出のボイストレーナーが話すように、自分の声に悩んでいる人はアナウンサーや俳優、声優を目指さない一般の人でも潜在的に多いことがわかります。
 サービス業や営業職で、マニュアル用語の反復を朝礼でやっている職場は多いですが、プロのボイストレーナーを招いたり、研修で演劇で行われるワークショップをしてみたりしたらどうでしょう。悪名高い「マニュアル接客用語」や心のこもっていない「声掛け」(「○○揚げたてです!」「△△ただいまお安くなっています!」)をするよりはるかにましだと思います。
 もしかしたら、自社の店員や営業マンの「モテ声」のファンになってくれることがあるかもしれませんよ。

 (「声の話・その2」に続く)


 

梅雨の晴れ間の一日に

カテゴリー │映画・演劇・その他

 公私ともにトラブルが続いてブログどころではなかったので、更新が久しぶりになってしまいました。
 外は雨模様の日ばかりで、どうも気も晴れません。こういう日には自転車で遠出をしたいのですが。

 さて、そんな中、今日は久々に浜松の街をぶらついてきました。

 まずは、映画「ダンシング・チャップリン」の観賞。東京などで大好評だった、周防監督の映画です。奥様の草刈民代さんらが主演するバレエ舞台の映画化と、その製作の裏側を撮ったドキュメンタリーの二段構えです。
 私はバレエはまったくの素人なので、その良し悪しはまったくわかりません。でも、前半で周防監督がスタッフらに迫った肉声は、自称・芸能問題研究者にとって一言一言が貴重な証言になっています。
 主演のダンサーのインタビューが冒頭にありますが、彼は年齢を公表するのを避けたがります。ポロリとこぼしてしまい、笑いが起こるという軽いシーンですが、これは実に重要です。実年齢は演じる役柄には関係ないとか、実年齢とは関係なく気持ちの問題だとか、周囲に知られたくないとか、いろいろな解釈ができます。
 別のスタッフは、ダンサーの寿命は短い、と、すらっと話します。精神的に充実しているのに肉体は衰えると。これは残酷な真実です。そういえば、草刈さんも、この映画で引退だそうです。ああ、もったいない。
 こんな、ショウビズの世界での「金言」がワンシーンごとに飛び出します。内側の人、ダンサーや演出家、振付師、監督などだったら、もっと身につまされるシーンがあったでしょう。
 繰り返しますが、私はバレエなどのダンスはまったくわかりません。それでも、ただ一つ言えることは、草刈民代さんは美しかった。「ブラック・スワン」に続き、今年はいい映画に巡り合えたな、と思っています。

 その後、書店で「買い出し」。「第三文明」という雑誌がないか、と書店員に聞いたところ、パソコンの画面ににらめっこすること数分、「ウチでは扱っていません」。置いてないのは仕方がないにしても、一宗教団体が出している雑誌とはいえ、新聞に大きく広告が出ている雑誌なんだから、PC見なくても即答してくれよ~。
 ちなみにその店員は別の客に「ジュリスト」があるかを尋ねられて、同じようにパソコンで検索していました。浜松で最も良心的な書店なんだから(メイワンの谷島屋書店ではありませんよ)、せめてそのくらいは知っててくれよ~。

 続いて、遠鉄百貨店とユニクロに。職場の命令で、節電にともないポロシャツの着用が義務付けられたために物色。「日経ビジネス」によると、ポロシャツは品薄状態だそうで、逆に百貨店側としては「夏に売るものがない」とのこと。これまでは主にスーツで稼いでいたのですね。
 それでも紳士服売り場はカラフルでおしゃれなポロシャツがいっぱい。いくつかほしいものがあったけど、どれも結構なお値段で、仕方なくユニクロで単色の鹿の子ポロを購入。ちなみにビジネスに適したポロシャツは「ビズポロ」といって、今年の流行になりそうとか。毎年そうすればいいのに、とも思う。

 そして、明日の自治会の美化活動のためにコンビニで軍手を購入。ついでにビールとつまみも。日の高いうちのビールは最高。もう一本開けてしまった。
 これから溜まっているDVDを観賞し、買ってきた本をザクザク読むか。来週も天気がよければいいな。晴れたら自転車で市街地まで走って、ドラッカーがどうしたとかいう映画でも観てくるか。

 そんな、ある梅雨の晴れ間の一日でした。