愛知選管ではSKE48か

カテゴリー │政治




 静岡では長澤まさみさんやエスパルスの岡崎選手が起用されたことがありましたけど。

 「ドアラとSKE「参院選投票を」 名古屋で啓発キャラバン」(「中日新聞」愛知県版6月26日付)

 JR豊橋駅構内のテレビの前で乗客が行き交うなか、デジカメを構えて撮影したのはさすがに恥ずかしかったな~。




 

苦肉の策

カテゴリー │旅行

予想外の活躍で商戦も活況とのこと。ライセンスの関係で「W杯」の文字やマークが使えないなか、各社知恵を絞って便乗商法に躍起になっていると、今日の新聞にもありました。
写真は熊野三山のPRポスター。長野の天竜狭駅で見つけました。日本が誇る世界遺産も、苦肉の策の集客ですね。



 

隠れ鉄の血が疼く

カテゴリー │旅行

JR飯田線・中部天竜駅に止まっています。
鉄道マニアの聖地・佐久間レールパークがあって、ヘッドマークや駅名表示板なんかがゴロゴロしています。
ぶらり途中下車したい気持ちを抑えて、いまから長野に向かいます。



 

6行削除

カテゴリー │現場を歩く

 「北野弘久氏死去(日本大名誉教授・税法学、弁護士)」(「時事通信」6月22日配信)

 北野氏は大型詐欺事件「豊田商事事件」の原告(被害者)側弁護団長を務める。

 日大名誉教授となってからはコンビニエンスストアチェーン本部「セブン―イレブン・ジャパン(SEJ)」のフランチャイズ訴訟(通称「ロスチャージ訴訟」)でオーナー側代理人となる。

 毎日新聞社発行の経済雑誌「エコノミスト」2005年7月5日号に論文を寄稿。
 文中に
 「私は、希代の詐欺集団であった豊田商事の被害者弁護団長をつとめたが、コンビニの優良企業といわれるセブン‐イレブンの詐術は、豊田商事以上であるという感を深くしている
 と記す。

 同誌が校了し、印刷される直前、SEJ役員が毎日新聞社に乗り込み激しい抗議を行い、削除を要求。
 毎日新聞社は、筆者の北野氏に何の了解も得ず、前述の赤字部分の6行を削除した。

 そして現在、単品管理で死に筋商品が次々と棚落ちするセブン―イレブンで、凋落著しい総合週刊誌の「サンデー毎日」がなぜか毎週店頭に並ぶ。

 全国紙と通信社のうち、北野氏の訃報を報じなかったのは、ネットで確認したところ、毎日新聞だけだった。

 以上、すべて事実です


 

小橋よ!細江真由子よ!おめでとう!!

カテゴリー │プロレス

 私にご縁があり、贔屓にしていた二人がまさかのご結婚とのニュースがありました。

 「小橋結婚!元アイドルの演歌歌手と」(「デイリー」6月20日付)
プロレス団体「ノア」の取締役副社長でプロレスラーの小橋建太(43)が、かねて交際していた演歌歌手・みずき舞(36)と結婚することが20日、分かった。今秋に入籍し、来春に披露宴を開く。みずきは細江真由子の名でアイドルとしてデビューし、演歌歌手に転身を機に改名した。猛練習とリング上での妥協しない戦いぶりで「プロレスと結婚した」と言われてきた小橋だったが、06年の腎臓がんの手術など度重なる苦難も2人で乗り切り、交際10年で人生のタッグパートナーを得ることになった。(後略)
 いやー、プロレス界にも、アイドル界にも、あまりいいニュースがなかったので、久々のうれしい、おめでたいニュースでした。

 小橋建太選手は、プロレスに関心がない方でも、ガンを克服してリングに復帰したレスラーとして一般メディアでも報道されたので、知っている人も多いのではないのでしょうか。
 40歳の若さで腎臓ガンが見つかり、誰もが現役続行は無理だ、それどころか命すら危ないという状態で、手術を受け、見事成功し生還しました。そしてリングに上がり、現役復帰を果たしました。プロレスファンは誰もが会場で、特設街頭テレビで、自宅のテレビの前で、涙を流しました。
 そして、今も難病と闘っています。小橋の代名詞でもある「剛腕」の右ひじが日常生活に支障をきたすほど危険な症状になりました。それでも小橋はあきらめず、次のリング復帰を目指しています。その姿は、いつしか「鉄人」と称されるようになりました。
 その陰に、まさか、あの細江真由子がいたとは……。

 細江真由子は、アイドル冬の時代、それも氷河期の真っただ中にデビューしました。
 当時はまったく泣かず飛ばずで、それでも私のようなアイドルマニアだけは注目していました。
 私がたしか大学1回生のときに、学園祭に来てくださいました。アイドル研究会らしき、実態のあまりわからないサークルが主催したイベントでした。私のサークルの先輩が司会をやっており、私は最前列に近い場所で観ていましたが、そこまで熱心なお客さんは少なく、遠巻きに眺めている人はいるものの、客席も空席が多く、親衛隊もいませんでした。秋も深まりを感じさせる、やや冷え冷えとした、あまり盛り上がらないイベントでした。
 それでも、田舎にあったわが大学に来てくださったことに感謝しており、特にCDや写真集などを買ったわけではありませんが、心の中で応援していました。

 その後、完全に昔ながらのアイドルは放逐され、かすかな記憶だけが残っていましたが、まさか、こんな形で融合するとは!
 小橋は強くてルックスもかっこいいスターレスラーだけに、よく結婚の話題が上っていました。いつまでも独身なのを、同僚レスラーや日本テレビのアナウンサーからからかわれたりもしていました。
 でも、なんでも、10年越しの「永すぎた春」なのだそうです。
 たぶん、記事から推察するに、デイリーほかのプロレスマスコミ記者は、たぶん知っていたのでしょうね。それでいて、見て見ぬふりをしていたのでしょう。なかなか粋なことをしてくれます。

 危機をともに乗り越えた経験のある夫婦は、強さを持ちます。芸能人の結婚ニュースを見ても、夫婦仲の睦まやかを売りにしている人でも、いつ離婚するのか想像できそうな人たちや、イメージを大事にするあまりに別れられないだろうと想像してしまうカップルばかり見せつけられていただけに、この二人には真の強さを感じます。
 結婚式の定番フレーズとは違い内実のある、まさしく富める時も貧しき時も愛し合う生涯の伴侶を得て、共に人生を歩んでいく二人に、心から拍手を贈りたい気持ちでいっぱいです。

 小橋さん、細江真由子さん、おめでとう!この二人に永遠の幸せあれ!乾杯!!


 

珍しくなにもなかった日に

カテゴリー │書籍・雑誌

 タイトルどおりです。仕事もなく、遊びに行きたいわけでもなく、雨が降っていたので、必然的にずっと家にいました。
 ネットをひまつぶしに検索したり、コーヒーを飲んだりしていました。
 本当に、何もしない日というのは久しぶりで、逆に時間の使い方に困ってしまったくらいです。
 えっ、ワールドカップってなんですか?

 そのついでといってはなんですが、昨日買ってきた本を読了しました。
 なかなか話題になっていて、売れ行きもいいらしい、後藤忠政『憚りながら』(宝島社)です。著者は武闘派・経済ヤクザとして鳴らした後藤組(山口組直参)の元組長で、現在は引退して仏門に入って映画制作などに関わっています。
 元暴力団組長が○○になった、という本は、いくつかあってあまり珍しくないのですが、インタビュアーがノンフィクション作家の西岡研介氏だと聞いて、つい手に取ってしまいました。西岡氏がJR東日本労組と革マル派とのつながりに迫った『マングローブ』(講談社)というノンフィクションは、恐怖を覚える名作です。

 で、本書の感想は、よくぞここまで取材対象に食い込んだな、というものです。
 「後藤組」といえば、裏社会に詳しくない私でも知っているほど世の中を騒がせた団体です。しかも、当地・静岡県内の団体ですから、そりゃ怖いです。
 その元組長だから、どんな内容だと思っていましたが、ざっくばらんです。どこと日本刀で切り合ったとか、創価学会の池田はどうだ、誰々はどうだとか、バブルの時にはあんな奴が周りにいただの、任侠映画では血まみれ・金まみれの描写になるであろう事実を淀みなく話します。もともとこんな親しみがあって肩の力が抜けている人だったのか、ここまで胸襟を開かせたインタビュアーと編集者の勝利です。

 読後は「組長」よりも「親分」のほうが似合うほど人間味が出てくる人ですが、主張にはあまり、というか、ほとんど同意できません。ところどころに箴言になりそうな言葉が挟まっているのですが、古臭い保守じいさんの説教とあまり変わりません。
 冷静に読むと、人心掌握術に長けていて親分になったわけではなく、実業家の祖父(静岡県にゆかりの企業を数多く興した人物)が遺した土地を整理して得た金で若い衆を引き連れて飲み食いさせていたわけです。それも上に立つ者の資質といえばそれまでですが、男に男が惚れるといった、高倉健に見られる古き良きイメージとはかなりかけ離れています。
 若いころの貧乏体験が糧になって出世したとも読めますが、のちに経済事件で「後藤組」の名前が独り歩きしたと本書にあることと無縁ではないでしょう。本人は快く思ってなくて苦笑していますが、金を武器にしてのし上がったわけですから、それもまた仕方のないことでしょう。
 偉そうなことを言っても、しょせんヤクザはゼニカネの世界からは抜け出せないのでしょう。

 でも、主張はともかく、なかなか面白く、掘り出し物の一品でした。
 冒頭で、「しょせん俺は、ひとりのチンピラに過ぎなかったんだな……」と謙遜していますが、私が知る、組にも入れないチンピラまがいとは全く違う人です(経験上こういう奴らと本職は全然違うというのは知っている)。
 暴力団関係や裏社会などの本はいくつもありますが、元親分がロングインタビューに応じて普段着でしゃべるものはあまりないでしょう。内容も難しくなく、インタビュアーによるわかりやすい補筆もありますので、詳しくない人にも面白く読めるので、記録性や資料性よりも、エンタテインメントとして優れています。
 値段は1500円。コンビニでどこまでホントかわからない実録モノの廉価版マンガ3冊買うのだったら、こっちをおすすめします。嫌な梅雨だけど、こういう、普段あまり手に取らない本を読むこともできるのはいいことだとポジティブに考えましょう。



 

野球賭博が悪いのなら私も逮捕しろ

カテゴリー │社会

 「日本相撲協会の一連のスキャンダル」で、熱心な相撲ファンはさぞかし心を痛めているだろうなと想像します。大麻問題のときには、芸能界でも屈指の大相撲ファンのミュージシャン、デーモン小暮さんが、ブログに檄文を書かれているのを読んで、その心痛察するあまり、気の毒に思いました。デーモン閣下は実は大相撲についてはリベラルで、朝青龍の引退勧告にも異を唱えていたくらいです。そのデーモン閣下を怒らせたくらいだから、他の相撲ファンは有名・無名、保守・リベラル問わず辛いだろうと思います。

 その大相撲で、新たな疑惑が浮かび上がりました。ご存じの通り、複数の力士が野球賭博に関係しており、その一人が大関・琴光喜だというのです。始めは否定していた相撲協会は昨日、本人が関与していたことを認めました。サッカーのワールドカップというスポーツ界の大イベントがあった日でも、スポーツ紙・一般紙問わず大きく扱われています。

 ……そ の ど こ が 悪 い ん だ ! ?


 

これ、冗談だよね・・・?

カテゴリー │音楽

 【問題】下の論文を読んで、論法の不適切さを指摘しなさい。

 「1/f ゆらぎを用いた松浦亜弥の「国民的アイドル度」の客観的評価に関する研究」http://www.dm.u-tokai.ac.jp/~hama/paper_aya_matsuura.pdf

 たまたま見つけましたが、これで東海大学の準教授だって。
 就職先がない理系の院生や研究者があまりにも気の毒です。

 参考「1/fのゆらぎ」http://www.google.co.jp/search?hl=ja&source=hp&q=1+f%E3%82%86%E3%82%89%E3%81%8E&aq=0&aqi=g10&aql=&oq=1%2Ff&gs_rfai=

 「トンデモ」「ニセ科学」とまで言わないものの、かなり多くの人が大きな誤解をしているようです。


 

キャバクラで使えるAKB48豆知識

カテゴリー │音楽

 仕事でテンパっていてブログどころではなかったのですが、何か書かなくてはまた死亡説が流れてしまうのでヒマネタでお茶を濁します。

 「「AKB48総選挙」で大波乱 大島優子が初戴冠で前田のV2阻止!」(「ORICON STYLE」6月9日)

 そんなどうでもいいニュースがあったわけです。ああ、日本は平和だ。CD買い占めた金を宮崎県の口蹄疫被害の義援金に送ってやれよって思っているのは私だけではないはずです。

 正直、私が区別が付くのが、この大島さんと前田さんだけでして。あ、もう一人、いちばんケバいのが板野さんです。
 そんな人でも知ったかぶりできる、ちょっとした豆知識をここに公開。

 ・最年長の篠田麻里子はAKB劇場内のカフェで働いていたところをスカウトされた(とされている)。

 ・倉持明日香の父、倉持明は元プロ野球選手。ロッテオリオンズなどで活躍した。現在は野球解説者。

 ・ベストセラー『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』の主人公・川島みなみのモデルは峯岸みなみ。ついでにAKB48には「みなみちゃん」がもうひとりいる(高橋みなみ)。

 ・さらについで。「前田さん」もふたりいる(前田敦子・前田亜紀)。「夏海さん」もふたり(松原夏海・平嶋夏海)。

 ・「佐藤さん」は三人(佐藤亜美菜・佐藤すみれ・佐藤夏希)。この三人は全員チームB。

 ・「遥香さん」はふたり(仲川遥香・島崎遥香)。「晴香さん」はふたり。(石田晴香・島田晴香)。さらに、片山陽加も含むと「はるかさん」は五人になる。

 ・「大島さん」はひとり(大島優子)。かつてはふたりいたが、大島麻衣が脱退したため、ひとりとなった。

 ・上記のデータはすべて研究生を含む。公式サイト・雑誌・新聞などで一応裏を取ったが、実はそれ以外にもメンバーが多数いると思われるため、正確な実態は関係者以外はまったく不明。

 ふう、調べるのに疲れた。おニャン子クラブの会員番号を全部暗記していた私が、ここまで苦労するとは。オヤジになったものだね。
 ついでにウンチクをもうひとつ。AKB48をおニャン子やモー娘。の延長で考えている人がいますが、売り方や表現形態は全く違います。最も近いのは東京パフォーマンスドールだというのが、芸能研究家としての見立てです。深くなるのでこの話はまた今度。

 どっちにしろ、たぶん、あまり必要のない知識でしょう。10年後に彼女たちが芸能界にいるとは思えませんから。飲み屋でオネエチャンにひけらかして「わー、すごーい」とおだてられるためだけに役に立つ知識です。くれぐれも美容院で話さないように。美容師さんに引かれます。え?経験者は語るだって?ほっとけ。


http://www.youtube.com/watch?v=FYCmdkb5oZ4&feature=related 曲自体はけっこういいんですね。さすが秋元康。


 

文句は観てから言え!―本当に困った人たち

カテゴリー │社会

 よく右翼団体の街宣車をみかけますが、誰か彼らの主張や意見をまともに聞いている人、いますか?
 一部の酔狂者を除いては、たいてい無視するか、黙殺するでしょう。
 それが、彼らに対する一番の対処法です。まともに相手をしたら図に乗りますので。
 「2ちゃんねらー」や「ネット右翼」もそうで、相手にすると、注目されたと勘違いされて、喜ぶのですよ。
 だから、放っておくのが一番なのです。
 その連中が、なにかやらかしました。

 「米映画「ザ・コーヴ」上映中止 東京の映画館、抗議の電話で」(「共同47NEWS」6月4日)
 「米映画:「ザ・コーヴ」都内上映館ゼロに イルカ漁批判」(「毎日」6月4日)

 記事の通りです。共同が昨日の未明、毎日は夜遅くです。一日にして燎原の火のごとく広がりました。
 2年前に国会議員の抗議でドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映が中止に追い込まれたことがあります。その時は、「権力」という、明確に戦う相手がいました。
 今回は、市民団体(自称)です。対応にちょっとやっかいです。

 なぜか新聞では団体名が書かれていないのですが、「主権回復を目指す会」(代表・西村修平)、極右政党「維新政党・新風」の副代表も務めていた瀬戸弘幸、NPO法人「外国人犯罪反対運動」(代表・有門大輔)といったところです。
 本人たちは「草の根保守」「新保守」などと呼ばれているようですが(「朝日」6月4日)、はっきり言って、誰も相手にしない人たちです。
 ならば、なぜ映画館や配給会社がそこまで恐れるのか?下の映像がすべてを物語っています。


http://www.youtube.com/watch?v=ZXNpR7ordYQ&feature=player_embedded

 まあ、特攻服を着た街宣右翼のほうがまだましといった人たちなのです。

 だから、彼らに何を言っても無駄というのがあります。
 第1に、「靖国」に抗議した国会議員と同じく、映画を観た形跡がない
 第2に、何を言っても陰謀論として受け取る(自分の気に入らないものを「○○のせいだ」とこじつけるのはユダヤでもフリーメイソンでも同じ)。
 第3に、自分たちを市民だと位置づけ、良識的市民活動だと疑わない(そりゃ、日本には1億2000万人のcivilian〈市民・国民・一般人。厳密には軍人・自衛官は除く〉がいますからね)。
 なんだか、左翼団体に似ている気もしないでもないですが。

 こういうのは、大多数の良識で社会から排除されればいいのですが、今回は菅直人新首相誕生とニュースが重なって、あまり注目されていないという運の悪さもあります。

 ほんとうにこういう困ったひとたちはどう扱えばいいのかわからないのですが、とりあえず、

 観てから文句言えよ!

 としか言えません。
 そのために、上映を予定している映画館も、配給会社も、ぜひ踏ん張ってください。ウチから一番近いといったら、名古屋かな?。なんとか観に行くか。