芸能問題総合研究所Ｊｏｕｒｎａｌ

　お願いです！

　この映像、削除しないでください！！



　このままにしてくれたら、ＤＶＤもちゃんと買いますので。


　↑
　マジで名作です。
　お笑いでありながら、三沢の追悼番組として素晴らしい出来になっています。

（蛇足）
　ちょいと水を差すようなんですけど、この番組の盛り上がりが水平方向にも垂直方向にも広がりを持たないのが今のプロレス界の問題なんです。
　水平方向は、プロレスマニアだけで完結しているということ。かつては馬場・猪木といえば、プロレスを観ない人でも知っていましたから。一般の人を巻き込まずに、マニアの中でオタク化・タコツボ化してしまい、縮小再生産しているのが現在のプロレスです。
　垂直方向は、昭和プロレスが平成へ、２０世紀プロレスが２１世紀に継承されていないこと。新日だったら闘魂三銃士以降、全日・ノア系だったら四天王後に話題が移っていいはずですが、番組で話題になるのはそこまでです。棚橋も中邑も潮崎も、いい選手がいるんですが、いまいち浸透していないという。個人的には杉浦がメインを張れるまで成長してくれたのがうれしかったりして、もっと話題になってもいいと思うのですが。
　テレビ局の問題もあるのですが、水平・垂直の両方を広げないと、いつまでもプロレス名シーンのままでいるしかないのです。もちろん、団体も局もそんなことわかっているのでしょうが。
　わざわざ大谷の「泣き」のシーンを入れずとも、プロレスから学ぶべきことは多く、魅力のあるコンテンツですから。転がし方、展開の仕方を考えないと厳しいかな、と。
　２１世紀の新間寿が出ることを切に願います。