浜松で映画のロケがあった

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 もう終わったから情報出してもいいかな?
 一昨日から昨日にかけて、浜松の某ホテルで映画のロケがありました。
 「ヘブンズ・ドア」という来年公開される映画です。私は知らなかったのですが、ドイツの映画の日本版リメイクで、TOKIOの長瀬智也くんが主演しています。
 共演は福田麻由子ちゃん。まだ中学生ながら女優としてのキャリアは多く、現在公開中の「L Change the WorLd」にも出演しています。この子はいいですよ。数年後には今の蒼井優か新垣結衣くらいの名声は得るんじゃないんでしょうか。
 残念ながら私は覗けなかったのですが(こっそり忍び込もうとしたのですが、なかなか難しかった)、居合わせた方によれば、すごかったそうです。あ、ホテルの関係者が情報を漏らしたわけではありませんので、念のため。一応、芸能研究家ですので独自の情報源を持っているのですよ。

 私の情報やその人の話によれば、午前3時から(!)ロビーを借り切って撮影が始まったそうです。誰もいないロビーを使うので真夜中になるのは当たり前なのですが、ライトをバンバン焚いて昼間のようにしたそうです。しかも翌朝は8時に入りで、9時からリハ、10時からまた人が少ないロビーや部屋で撮影なのです。警官姿のエキストラやパトカー車両もたくさん来てすごかったそうです。でも、なにが一番すごいって、そんな体力があるスタッフや出演者です。一日、二日ならばいいのですが、これがずーっと続くのですから。もう、お疲れ様です。精をつけるために当地のウナギの差し入れくらいしてあげればよかったかも。もちろんそんな金もないし、そんな立場でもないのですが。

 そんなことを興奮気味に話していた方は、たぶん映画の撮影現場に居合わせたことはないのでしょう。実は、これが映画撮影の当たり前の実態です(そういう私も映画の現場は見たことがない)。
 ロケを誘致する利点のひとつは、そうした、作るほうに縁のなかった普通の人が、親しみを持って理解を深めてくれることです。たぶんその人は、映画が完成したら観に行って、「ああ、あのシーンがそうなんだよな、こういうふうに映されるのか」などと思うはずです。家族や友人にも撮影風景を自慢するはずです。「長瀬くんを生で見たぞ」「福田麻由子って子はこれから伸びるぞ」とか。地域経済への短期的効果よりも、そうした住民への長期的な映画への啓蒙や涵養になります。
 ですから浜松市は(もちろん磐田市もですが)、文化的な事業への協力を惜しんではいけないのです。ましてや「苺ましまろ」の「聖地巡礼」のときに見せた醜態を二度と晒してはなりません。浜松市民(だけでなく関係者)は映画を観てロケ地訪問に来られる人を温かくもてなしましょう。オイ、ちゃんと読んでるか、浜松市!浜松中央署!学校関係者!

 なお今日も静岡県内某所でロケだそうです。ご苦労さまです。お体は大事にしてくださいね。


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