夢が終わった瞬間

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 「さあハワイ!夢のハワイへ行きましょう!」



 「私は飛ぶ 私は飛ぶの」



 「教官、私はドジでのろまなカメです!」



 「遠い水平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休めるとき……」



 映画「ALWAYS 三丁目の夕日」で東京タワーが高度成長の象徴だったように、ある世代の人までは、日航の鶴マークは日本経済の象徴的存在だったんですね。
 ジャルパックで新婚旅行へ行った親戚も、決まって日航の鶴マークの入った子ども向けのスチュワーデスバッグを買ってきてくれましたし(この頃はCAでなくスチュワーデスだった)。
 アメリカ人にとってのGMがそうであったように、日本文化の一つが壊れる瞬間を、我々は、確かに、見たのです。

 そういえば、これらも日航のイメージソングだったんですね。
 時系列順に並べると、鶴マークの威光が消えていく様子がよくわかります。





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