「よき友」とは?

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 吉田兼好(兼好法師)の『徒然草』に、「よき友」として、3つのタイプが挙げられています。

 ・「物くるゝ友」(物をくれる友)
 ・「医師(くすし)」
 ・「智恵ある友」(知恵のある友)〈第百十七段〉

 なんて即物的なんだ、と突っ込みたくなる文です。現代のフェイスブックのユーザーでも、もう少し自分を飾り立ててキャラ立ちさせます。

 なお、「友とするに悪(わろ)き者」もあります。

 ・「高く、やんごとなき人」(高貴な身分の人)
 ・「若き人」
 ・「病なく、身強き人」(心身剛健)
 ・「酒を好む人」(意訳としては酒癖が悪い人、大トラといったところか)
 ・「たけく、勇める兵(つはもの)」(血の気が多く喧嘩っ早い?)
 ・「虚言(そらごと)する人」(嘘つき、話が大きい?)
 ・「欲深き人」〈同〉

 これが日本三大随筆のひとつとは信じられない俗っぽい話です。「兼好法師」というくらいですから、出家して坊さんのはずなのに、俗世間にまみれまくっています。もしこんなことネットに書こうものなら、炎上必至です。

 なんでこんなことを思ったかというと、いまの私にとっての「よき友」とはなにか?を考えたのです。それは、

 「コンピュータに詳しい友」

 です。

 パソコンのソフトがアップデートできずに、リカバリ(買ったときの状態に戻す)をやったものの、ネットにつながらず、右往左往してプロバイダの人を困らせ、つながったらエクスプローラが使い物になりませんでした。パソコンそのものが古く、アップデートできません。

 ネットに詳しい人ならば簡単に治るのでしょうが、私には手が出ません。昨年、大規模な修理に出したので、もう買い替え時かと思って新聞のチラシや辛うじて見られるネットの比較サイトなどで検討しているのですが……。

 デジタル音痴の私にはさっぱりなのです。

 「ノートパソコンでは外国製が安いけど、どうしてこんな値段なのだろう、安かろう悪かろうではないのか」とか。

 「ネットとメールと年賀状や地図の印刷くらいしかしないのだから、タブレットでいいのでは」とか。

 「今買うと付いてくるWindows8は評判が悪くて、来年のWin10発売まで待つべきなのか」とか(たまたま読んだ経済雑誌に書いてあった知識)。

 もう、何が何だか。

 頭がパンクしそうです。

 今はなぜかインストールできた「Google Chrome」というもので書いています。こんなの使うの初めてですよ。大丈夫なのか、このソフト。

 そんなわけで、私はいま大変です。何が大変なのかがわからないくらい大変です。

 以上、近況報告でした。パソコンなんかもーやだ!


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