2010年12月23日14:11
ドッペルゲンガー≫
カテゴリー │書籍・雑誌
歳末らしく忙しい日々が続いています。
実際にはたぶん車輪を回すハムスターのようになんにも効率は上がっていないんでしょうが。せわしないようにしていることで、何かしているような気になっているんでしょうね。
そしてしばらく経ってからそのことに気付くんでしょうね。毎年のことです。
今日はたまのヒマな日だったので、毎年恒例、今年旅立った方を悼む意味で「芸能問題総合検定」お悔やみ版を作りました。気楽に遊んでみてください。ああ、さっそく☆1つついてるよ。アマゾンで叩かれている水嶋ヒロの気持ちがわかります。
そんなわけで、気分が和らいで気楽に読める本をと、少し前ですが買ったマンガを紹介します(ああ、まだクイズ口調が抜けない。結構難しいんですよ、あれ)。
っていうか、私が紹介しなくても、いろんな人が褒めています。ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)。なんと一年ぶりに買った新しいマンガです。
このおかしなタイトルのマンガ、知っている人は説明はいらないでしょうが、お風呂のマンガです。
古代ローマ帝国の時代の建築技師が主人公です。浴場の設計に悩んでいるところを、どういうわけか現代日本にタイムスリップしてしまい、そこでの大衆浴場などでの勘違いからコンセプトを古代ローマに持ち帰り繁盛させてしまう、という。
ウンチクとナンセンスが一緒になった、でも根底にはローマ帝国時代についての教養がなくては描けないという、説明していてもよくわからないマンガです。
たぶん『美味しんぼ』がブームになったときに紹介しようとするライターが作品を要約しようとして直面した苦悩というのが、こんなものなんでしょう。
多くの人が面白いといっており、いろいろな賞をもらったマンガですから、いまさらの感もあるのですが、私の気を引いた点が、もうひとつだけあるのです。
主人公が、私とものすごく似ているのです。
容貌が、ではなく、性格や行動が。
ものすごく真面目で、仕事熱心で、眉間にしわを寄せながら、はたから見たらくだらないことをずーっと考え続けるところなど、鏡を見ているようで、笑ったというよりも驚きました。
これまで私が似ていると言われたのは「北の国から」の純くんだけだったので(あ、吉岡秀隆さん、怒らないでね)、何というか、生まれてから味わったことがない感慨にふけっています。もうすぐ会ったら死ぬのかな、私。
それはともかく、バカバカしくて面白かったです。
やっぱり、世界史はちゃんと勉強しておけばよかった。役にも立たない暗記よりも、大雑把にでも世界の流れを理解しておけば、もっと楽しめたのに、と思ったものです。
というわけで、受験生諸君、クリスマス返上でがんばろう。
私もいまから勉強しようかな。というか、やらなくてはいけないのだろう。ああ、いかん。こういうこと考えると、ますますマンガの主人公にもっと近くなる……。
実際にはたぶん車輪を回すハムスターのようになんにも効率は上がっていないんでしょうが。せわしないようにしていることで、何かしているような気になっているんでしょうね。
そしてしばらく経ってからそのことに気付くんでしょうね。毎年のことです。
今日はたまのヒマな日だったので、毎年恒例、今年旅立った方を悼む意味で「芸能問題総合検定」お悔やみ版を作りました。気楽に遊んでみてください。ああ、さっそく☆1つついてるよ。アマゾンで叩かれている水嶋ヒロの気持ちがわかります。
そんなわけで、気分が和らいで気楽に読める本をと、少し前ですが買ったマンガを紹介します(ああ、まだクイズ口調が抜けない。結構難しいんですよ、あれ)。
っていうか、私が紹介しなくても、いろんな人が褒めています。ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)。なんと一年ぶりに買った新しいマンガです。
このおかしなタイトルのマンガ、知っている人は説明はいらないでしょうが、お風呂のマンガです。
古代ローマ帝国の時代の建築技師が主人公です。浴場の設計に悩んでいるところを、どういうわけか現代日本にタイムスリップしてしまい、そこでの大衆浴場などでの勘違いからコンセプトを古代ローマに持ち帰り繁盛させてしまう、という。
ウンチクとナンセンスが一緒になった、でも根底にはローマ帝国時代についての教養がなくては描けないという、説明していてもよくわからないマンガです。
たぶん『美味しんぼ』がブームになったときに紹介しようとするライターが作品を要約しようとして直面した苦悩というのが、こんなものなんでしょう。
多くの人が面白いといっており、いろいろな賞をもらったマンガですから、いまさらの感もあるのですが、私の気を引いた点が、もうひとつだけあるのです。
主人公が、私とものすごく似ているのです。
容貌が、ではなく、性格や行動が。
ものすごく真面目で、仕事熱心で、眉間にしわを寄せながら、はたから見たらくだらないことをずーっと考え続けるところなど、鏡を見ているようで、笑ったというよりも驚きました。
これまで私が似ていると言われたのは「北の国から」の純くんだけだったので(あ、吉岡秀隆さん、怒らないでね)、何というか、生まれてから味わったことがない感慨にふけっています。もうすぐ会ったら死ぬのかな、私。
それはともかく、バカバカしくて面白かったです。
やっぱり、世界史はちゃんと勉強しておけばよかった。役にも立たない暗記よりも、大雑把にでも世界の流れを理解しておけば、もっと楽しめたのに、と思ったものです。
というわけで、受験生諸君、クリスマス返上でがんばろう。
私もいまから勉強しようかな。というか、やらなくてはいけないのだろう。ああ、いかん。こういうこと考えると、ますますマンガの主人公にもっと近くなる……。