いま私たちにできること

カテゴリー │いろいろ

 いま、被災しなかった私たちにできること……→ありません。

 専門家(自衛官、消防士、警察官、医師、看護師、技術者、……)以外がいま現地に行ったり騒いだりしても足を引っ張るだけです。

 冷静に、落ち着いて、行政やマスメディア、信頼できるネット情報を参考に、無駄に動かないことが必要です。

 何もしない勇気も必要なことがあります。

 しかし!

 私たちの持っている力が必要な時がいずれ来ます!

 ・救援物資……衣・食・住、暖、ライフラインの後には生活用品が必要になります。
  飲料水、トイレットペーパー、生理用品、乳幼児用の物品、紙おむつ、などなど。
  メーカーや流通業や自治体等に勤務している方は上を突っついてください。部署によっては上司の裁量だけで動けることがあります。
  行政やボランティア団体からアナウンスがありますので、それに従って送ってください。
  ※送っても受け入れ先が混乱して迷惑だということもあります。
  ※〈追記〉現在、個人からの救援物資は自衛隊、自治体ともに受け入れていません。
  参考URLはhttp://d.hatena.ne.jp/k_ma_calon/20110311/1299837162

 ・募金
  早くも義援金を集めている団体・企業等があります。
  日本赤十字社は現在調整中です。
  新聞社主催の募金活動やコンビニ店頭、大手ネット各社でもさまざまな形で寄付を受け付けています。
  なんだかんだ言ってもお金は絶対に必要です。手軽に善意を送る方法は身近にたくさんあります。

 ・情報
  安否情報を友人間で共有してください。
  携帯メール、ブログ、ツイッター、フェイスブックなどを最大限使用すれば、かなり早く情報を得ることができます。
  ネット情報を出す場合には、情報の出所をできるだけ正確に、細かく書いてください。
  (「○○さんからの情報」よりも「△△市の○○さんから」「□□電力勤務の○○さんから」のほうが誤解を防げます)
  プライバシーや個人情報が心配だというのなら、知人間でわかる愛称やイニシャルで知らせる方法があります。
  ※〈追記〉根拠のない情報がネット上で出回っています。安易なリンク、ツイッターでのリツイートはちょっとだけ待ってください。
   参考URLはhttp://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20110312/p1

 ・エンタテインメント(娯楽)
  命が助かっても、不安、不満、慣れない生活から来るストレスが溜まります。特に子どもたちは深刻です。
  ある程度経ったら、娯楽が必要になります。
  子ども向けのテレビ番組、例えば特撮やアニメなど。人気お笑い芸人の番組など。
  ただし、地震などを連想させる爆発シーンや戦闘シーンがあるもの、乱暴なツッコミの漫才などは避けてください。
  スポーツも重要な娯楽です。
  試合やパフォーマンス、チャリティーでなくてもいいです。
  このブログを読んでいる芸能人やスポーツ選手がいましたら、現地が落ち着いたらぜひファンの人たちに顔を見せてください。それだけで被災者は勇気づけられます。

 ・職業技術
  今は現地に行けなくとも、いずれ力が必要なことがあります。
  近く予想されるものは、建設業(重機など)、運輸業(救援物資搬入トラックなど)、電力・水道・ガスの技術者など。
  しばらくして必要になる仕事が、農林水産業、臨床心理士、介護士など人やソフト部門を扱う仕事。
  自分が持つ知識、技術、技能、経験がひょっとしたら大きな役に立つこともあります。
  これもまた現地やボランティア団体に従って力を貸してください。
  

 私が阪神大震災から学んだことです。当時の6000人の命を無駄にしないためにも、今何が必要かを冷静に判断して、動かないときには動かず、動くべき時には持っているパワーとリソース(資源)を最大限活かしましょう。


同じカテゴリー(いろいろ)の記事
たいいん!
たいいん!(2020-06-07 19:50)

純喫茶オオハシ
純喫茶オオハシ(2020-04-20 11:17)

こんじき食い
こんじき食い(2020-04-13 16:47)

「ツマンナーイ」
「ツマンナーイ」(2020-04-12 19:40)

遠富士を眺む日々
遠富士を眺む日々(2020-04-07 06:22)


 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
いま私たちにできること
    コメント(0)